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内容証明ってどんなの?

内容証明(郵便)」ってよく聞きませんか?でもあまり馴染みがありませんよね?
結論から言うと、書いて字のごとく「手紙の内容を証明してくれる郵便物」です。

郵便物なので当然誰でも郵便局で出すことができるのですが、今まで送ったことがあるという方はどのくらいいらっしゃるでしょうか? (「もらった」方でもいいですが…笑)

でも突然アナタのお家に届いた場合ならば。。。受け取ってから後のご気分察するに余りあります…。インパクトあるその外観とその内容、あまり気持ちの良いものではありません。

とりあえず「百聞は一見に如かず」。一度見ていただきましょう。

内容証明サンプル添付 《 内容証明郵便サンプル 》

内容証明郵便サンプル

自分に届いたとなれば、なんか恐い感じですよね。。。
それでは「内容証明」についてもう少し詳しくご説明しましょう。

「内容証明」とは、①「誰が」②「誰に」③「いつ」④「どのような内容の」手紙を送ったのかということを郵便局が証明してくれる郵便です。間違えてはいけないのは、

「書いている内容が正しいことを証明してくれるものではない」

ということです。

ときどき「先生!『貸した金返せ』との内容証明を受け取りました!払わないといけないのでしょうか!?」というような相談をされることがあります。アナタがこんな相談されたらどのように答えてあげますか?もう大丈夫ですよね?「内容証明が届いたから支払わなければならない」というのはおかしいですよね。「内容証明」は内容が正しいかどうかを証明するものではないので、本当に借りていないのなら当然支払う必要はありません。

相手が普通よりも高い費用を使って、わざわざ内容証明郵便で督促する理由は「督促したことを公に証明してもらいたいから」です。何のために証明してもらいたいかというと、「いざ裁判となった際に自分に有利に進めたいから」です。

「じゃあ、内容証明を送れば有利な判決がもらえるの?」と言えば、必ずしもそうとは限りません。しつこいようですが、内容証明は「確かにその内容が書かれてありました」というだけであって、書かれた内容が正当なものかどうかは裁判で争われることになるからです。

つまり、裁判で「書かれた内容が正しい」と認められた場合にはじめてその証拠が有利に働くこととなります。

ですから、手紙の内容がデタラメであると裁判所で認定されれば、 たとえ内容証明を送っても「デタラメの内容の手紙を送ったことが」証明されて、かえって不利に働くこともあるのです。

また、 例えば「わたくしAはBさんに10万円渡すと約束しましたが、5万円しか支払えません」という内容の手紙を内容証明で相手方に送ったとしましょう。仮にこの2人の間で裁判になった場合、この内容証明はどちらに有利に働くでしょうか?

そのまま読めば「AさんがBさんに10万円渡す約束したことを認めている」と思いますよね。おそらく裁判所もそのように読むでしょうから、Aさんからの反証がない限り「AさんのBさんに対する10万円の支払い義務」が認定され、

Aさんの書いた内容証明がかえってAさんに不利に

働くことになってしまうのです。

このように、内容証明は公的に証明されることで、その後の争いで有利に進めることができる反面、使い道を誤れば思いがけない損害を被ってしまいますので、取扱には充分の注意を払う必要があります。
(間違っても遊び半分でラブレターを内容証明で送ることのないように…(笑))

内容証明を送る場合も受け取った場合も、まずは当事務所にお問い合わせ下さい。