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ちょっと戸籍のお話・・・

今回は、案外知っているようで知らない戸籍のお話しをしたいと思います。

ご自分の戸籍を最近では、いつごろ見られたか覚えていますでしょうか?

戸籍謄本が必要となるのは、パスポートを取得する時、婚姻届けを提出する時や相続が発生して不動産の名義を変更する時くらいのことでよくあることではありません。
そのため、本籍地を聞かれてもすぐに答えられない方や、もう何年もご自分の戸籍を見ていないという方も多いと思います。   

さて、ここで質問 !

Q.「住所地の役所で戸籍を取得することができるでしょうか?」

A.答えは、「いいえ」です。本籍地のある役所に行く必要があります。
住所には関係はなく、本籍地のある役所がその戸籍を管理しています。

Q.「本籍地を東京ディズニーランドにしたいのですが、変更できますか?」

A.答えは、「はい」です。
阪神ファンの方なら、甲子園に、また皇居を本籍地にすることもできます。
本籍地は、届出により自由に変更することができ、日本国内の地番のある場所であればどこでもかまいません。
住んだことがないところでも行ったことがないところでもかまわないのです。

本籍というと、その人の生まれた地(あるいはご先祖様が元々いた地)を指すものと思われている方もおりますが、出生地でもありません。
以前は、本籍地を定めるには一定の制約がありましたが、現在はありません。
戸籍が存在するところが本籍地になります。

実家等従来の本籍地のままにしている人も多いと思います。

マイホームを購入したりしてある程度長く現在の場所に住む場合は、利便性から現在の住所地に本籍地を変更する人もいます。

中には、引越しのたびに本籍地も変更されている人がいました。この場合だとその方が亡くなられて相続が起こると、すべての役所に戸籍を請求する必要があるので手間がかかるのと費用もかかることになります。

ちなみに費用ですが、戸籍謄本は1通450円で、除籍謄本は1通750円です。

除籍謄本とは、その戸籍に記載のある人が全員いなくなる場合(婚姻、離婚によって
他の戸籍への移動や死亡等)や、他の市区町村へ本籍地を変更(転籍)した場合に除籍謄本となります。

さて、 、 、何よりも
『 戸籍をたどってさかのぼっていくと、ご先祖様のことがわかります。 』

これってすごいことと思いませんか? みなさんのルーツがわかるのです。

いつまでのルーツをたどれるかといいますと・・・

一番古い戸籍である壬申(じんしん)戸籍は、明治5年に施行されましたが、現在では見ることができません。
しかし、戦災で焼失されていなかったり保存期間を過ぎていなければ、現在でも明治時代に編成された戸籍を見ることができます。( 戸籍の保存期間は、除籍になってから150年です )

古い戸籍を見ると、手書きで書かれているので判読しづらいものも多いですが、生年月日をみると「文久」「嘉永」「慶應」等江戸時代の元号がでてきて、ご自分の両親、祖父母、曽祖父母・・・の代のご先祖様がわかります。

ご先祖様について全くわからない、知らない時でも戸籍をさかのぼって調査していくと家系図を作成することができるのです。

ご自分のルーツをたどっていくと、意外な発見があるかもしれません。

よくわからなかった親戚の方々との親族関係もはっきりするでしょう。

何より名前も知らなかったご先祖様を身近に感じることができ、ご先祖様とのつながりを感じることができるようになるのではと思います。

◇ご興味がございましたらみなさんの家系図の作成も当事務所でも承っておりますのでご相談下さい◇